日本一悪い父が「世界一のお父さんに」

Kさんは、離婚したお父さんのことを大変恨んでいました。 

 

「母に暴力は振るうし、借金ばかり作ってくるし、私が務めていた銀行を辞めざるを得なくなったのも、父のせいでした。

 

もう怖くて最低の父でした。

 

 

そんな彼女が、自分の心の奥を探求していった時、突然、幼い頃のお父さんとの思い出が蘇ってきました。

 

 

「私は小学校の頃、父がやっていたそろばん塾で、そろばんを習っていたんですけど、父はいつも私をみんなの前で褒めてくれたんです。

 

でも私は、それが恥ずかしくて、それで父を避けるようになっていったんです。

 

 

つまり、私が勝手に父を避けていただけなんです。父は私に対して愛情表現を上手くできなかったのです。

 

 

そう気がついたら、むしろ父の方が私のことを真剣に考えてくれていたんじゃないかと思えてきて…

 

そうしたら父への愛が溢れ出てきて、涙が止まらなくなりました。講座が終わった時には、父のことを『世界一のお父さん』って言っていました。」

 

 

彼女は講座が終わると、早速お父さんに電話を入れました。

 

「『お父さん、今まで本当にありがとう』って言ったら、照れながら『今さら言わないでいいよ。親として当たり前だから』と言ってくれました。

 

 

それから、父とは、二人でお酒を飲みに行ったり、食事に行ったりするようになりました。一緒に住んでいる時には、同じ食卓に座ることさえなかったんですよ!」

 

 

 

 Y.K(23)岐阜 スポーツクラブ勤務


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